■ 木材乾燥の豆知識
19.蒸気式高温乾燥機
先ず100℃に近い飽和蒸気で木材を蒸して、細胞を軟化させます。
急激に温度を120℃程度まで上げ、湿度を下げる事により、表面の乾燥をさせます。中低温で急激に表面を乾燥させると割れますが、高温の場合は、熱軟化しているため、割れがあまりでずに乾燥が進みます。(高温セット)
表面が乾燥すると内部の乾燥が始まります。この時高温で乾燥すると内部割れが発生するので、90℃以下に温度を下げて乾燥させます。
室温をゆっくり下げます。
一般材の他、芯持ち無背割り材の乾燥も可能です。
芯持ち・無背割材の乾燥は高温乾燥。
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