ヒルデブランド株式会社

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蒸気式木材乾燥機の概要

Category by 木材乾燥

■ 蒸気式木材乾燥機 (操作及び概要)

 


 

Ⅰ.蒸気式木材乾燥機の概要 

① センサー で現在の温度と湿度を読み取る。

② コンピューターが スケジュール 通りの設定になるように指示を出す。

③ ヒーター、スプレー、ダンパー で温度と湿度をコントロールする。

④ コントロールされた空気を ファン により木材に供給する。

Ⅱ.ヒルデブランドはここが違う及び


① センサーの位置が悪いと正しい制御は出来ません。壁面からの輻射熱の影響を受け、正確な温湿度が測定できていない乾燥機メーカーもございますが、ヒルデブランドの乾燥機は壁面から十分な距離をとり、 最適な位置にセンサーを設置 しています。
② 乾燥スケジュールは、樹種、用途、産地、初期含水率など様々な要素により異なります。ヒルデブランドは 創立50年以上のノウハウの蓄積 と最新の乾燥理論に基づいた研究・試験、 親身なアフターフォロー により、お客様に合ったスケジュールを御提案します。
③ 操作は簡単明快な タッチパネル方式 です。カラー液晶ディスプレーを採用しています。
④ ヒーターの熱交換率、スプレーの穴の径やピッチ、ダンパーの径や位置等全てにおいて 力学的解析に基づき設計 しています。このため、高温セットでポイントとなる昇温時間等、オーバースペックぎみに製作された研究所・試験場等の試験機と同等の能力を持っています。
⑤ ファン は直径1,200mmのアルミ鋳物製 、形状はドイツのヒルデブランドで開発したものを更に改良を加えたもので、木材乾燥に適した特殊な風を作り出します。この為他社製品と比較した場合、材間風速も1桁上の値となります。弊社ラインナップと比較しても、その性能は抜群です。
⑥ 2.2kWのH種のモーター を使用。H種とは、モーターの中でも最も厳しい温度・湿度条件において使用可能な等級です。(他社は0.75kW程度) 高温タイプでは屋外に設置しており、耐久性に優れています。
⑦ ファンを乾燥機のサイドに配置するサイドファン循環方式により、圧力損失を抑え、乾燥を均一にするために必要な風量を送り出す事が出来ます。また、搬入材料の多少にかかわらず、均一で十分な風速を確保でき、安定した乾燥品質を確保できます。
⑧ 天井裏にファンが配置してある 天井ファン型 ですと、風量が小さくなります。このため、乾燥のバラツキが大きくなりやすく、品質が安定しません。また、木材の搬入量が少ないと、風がショートカットしてしまい、更に乾燥に時間がかかり、品質も安定しません。
⑨ 本体壁体は 内外面共にステンレス製、骨材はアルミ製 で構造材に鉄を用いておりません。この為耐食性に優れ、高温・高湿・酸性という木材乾燥の劣悪な環境下においても、長年使用して頂けます。
⑩ 断熱材は、フェノールフォームを採用しています。これは 通常のロックウールの2~3倍の断熱性能 を持ちます。また、ロックウールやグラスウールの様に、壁体内結露により断熱性能が落ちるといったような事はありませし、ウレタンフォームの様に熱劣化を起こしません。

近年、乾燥が高速化し、乾燥機内の温度、湿度のバラツキを抑える事が乾燥品質を向上させる為の第1条件となっています。
その為には、3つの要素が揃っている必要が有ります。

第1に: ヒーターの温度が乾燥機の長さ方向にバラツキが有ってはなりません。ヒーター内部には、高温高圧の蒸気が流れていて、熱交換により乾燥機内の温度を上昇させますが、蒸気の入口と出口では温度に大きな差が出ます。長い距離を真っ直ぐにヒーターを配管したのでは熱交換率も悪く、当然バラツキが発生しますが、ヒルデの乾燥機は配管経路を短く取り、中央から振り分けるように配管していますので、熱交換率が良く、またバラツキが有りません。

第2に: 強制給排気では湿度のバラツキがでます。強制排気は、乾燥機の1部分からシロッコファンによって内部の空気を引張るので、どうしてもシロッコファンに近いダクトの穴から多く空気が抜け、逆にファンから遠い所は抜けが悪くなります。また、シロッコファンが作動したときに、どうしても急に空気を引張りますのでシロッコファンに近い方だけ一瞬で過剰に湿度が下がってしまい、木材にとって危険です。インバータを使っても調整が難しく、どんなに優れたスケジュールを立てても乾燥機が制御できません。ヒルデは循環ファンによる自然な風の流れを用いた自然給排気方式を採用しています。各ファン毎に給排気筒を2本ずつ取り付けてあり、湿度のバランスを取り、高度な制御に対応できます。

第3に:これが特に重要なのですが、乾燥機が大型化、高速化するにつれ、大きな風量が必要となります。ヒルデは2.2kwのモーターを用い、直径1,200mmの他社には無い大型ファンを用いています。しかし、モーター容量をただ大きくすればいいのでは有りません。最も圧力損失を抑えた形でファンを配置し、ファン自身の形状も、乾燥機の大きさ、木材までの距離、風の角度、風速、風量を計算して設計されていなくてはなりません。それがファンを木材の側面に配置する弊社のサイドファン循環方式です。乾燥機メーカーが木材乾燥機を工場で組んでから輸送するため、また、コストを抑えるために天井裏に小型のファンを配置する天井ファン方式もありますが、木材乾燥の性能を第1とするならば、サイドファン循環方式を選択すべきでしょう。特に乾燥のバラツキを抑えたい。歩留まりを良くしたい。乾燥時間を短縮したいと考えるならなおさらです。

木材乾燥機の性能は、見た目では分かりにくいですが、ヒルデの技術に追従できるメーカーは有りません。近年木材乾燥において農林水産大臣賞を受賞した方もやはりヒルデの乾燥機のユーザーです。日刊木材新聞社の調査でも、木材乾燥のJAS認定工場で群を抜いて最も使われているのがヒルデの乾燥機でした。
機械的性能もさることながら、木材乾燥で重要なのはスケジュールです。これは樹種、産地、形状、初期含水率、目標仕上り含水率等により異なります。2000年には農林水産省補助事業・木材産業技術実用化促進緊急対策事業の中で、弊社のプランが採用され、スギ、カラマツの乾燥を含めた試験調査を林業総合センター・信州大学農学部と共に大々的に行い、莫大なデータ収集と有効な成果を上げております。木材乾燥は非常に難しいとされています。こういったソフトの面でのフォローが出来るメーカーは殆ど有りません。ヒルデは国内で最も歴史ある木材乾燥機メーカーとして膨大な資料と、実績、継続的な研究開発により、お客様の乾燥技術をバックアップしております。

 

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